久々のアップです、皆さんこんにちは!

さて、今日は以前ご紹介した「Richard Cocco リチャードココ」というイタリアの弦について紹介します。

「Richard Cocco リチャードココ」

Richard Cocco リチャードココ RC10

 

これ、結論から言うとメチャクチャ良い!
使いだしたきっかけは忘れたけど、楽器としてのギターを追求するうえでやはり弦は重要。
という事で「老舗ブランドのハンドメイド」ってのを一度試してみるかって感じで使ったのが最初だった様な・・・

今では知る人ぞ知るという感じで認知度も高まったと思うけど、まだまだ知らない人の方が多いと思うので紹介しておきます。

なんで紹介するかというと、ホントに良いからです!これ。

まぁ、何でも最後は好みってことになるけど、先入観捨てて使って貰ったら悪く言う人はいないんじゃないかって思うな。
実際、悪い評価を聞いたことないし、プロとかエンジニアには良く知られている模様。

で、何が良いかってのがポイントだけど、ざっとまとめると

  • 音に奥行きがある
  • ピッチが安定してる
  • チューニングが狂わない
  • テンションに粘りがあり、チョーキングしても切れにくい(と感じる何かがある)
  • あまり錆びず、品質劣化が少ない

言葉での表現が難しいんだけど、楽器か工業製品かの2択で分けたときに「あー、音楽を奏でてるな〜」っていう楽器側に属する製品だと感じる。
これがスッゴク大事!

で、ここは元々求めてなかったポイントだけど、なかなかサビないし劣化も緩やか。
これで価格も安いとくれば、そりゃハマります。

何よりもやっぱり「楽器」としてのポテンシャルかな。
弦って消耗品なんで劣化するのは当たり前だし、価格もどうせ数百円程度の差の範囲であれやこれや選ぶ訳で、どれだけ長く使えるかとか安さを気にするより、さっさと交換して最良の音を楽しむ方がギタリストのあるべき姿だと思うんだよね。
(という自分はなかなか替えない・・・)

なんで当たり前ではあるけど、弦選びは「音」「フィーリング」「ピッチ感」とか、楽器として求められるポイントに的を絞るのが最優先だと思う。

そういう点で、個人的にはコーティング弦ってのはちとポイントがズレてると感じるんだよね。いや、全く批判する気はないし、恐らく今のコーティング弦って相当質も良いんだろうなってのは思ってる。
ただ、コーティングする目的が品質維持だとして、少なくとも何かを犠牲にすると考えたら、個人的に弦に求める基準が違う・・・
そこまでして長持ちさせた弦より、交換した弦の方が色んな意味で満足する。

出来る限り不要な細工のない、シンプルに音やプレイアビリティを追求した弦で、そのうえでサビない、安い、手に入り易いってのが付いてくれば良いね。

ってのが、Richard Cocco リチャードココ に出会ってからの感想。

もうひとつのポイントは、1弦のゲージに0.095がある事。
普段0.09か01のどちらかを使うケースが多いけど「あと少し」って感じる事あるでしょ?
「この中間が欲しい・・・」みたいな(笑)
なんで、選択肢が多いのは重宝します。

ちなみに自分は今は010使ってます。
強いて言えば、パワー感のあるロックよりブルースやJAZZが得意かなって感じだけど、何弾いても良い音奏でてくれます。
ブライトさや柔らかさも表現できます。
とにかく最高の弦です。

良かったら皆さんも試してみて下さい。
ってか、弦とかピックとか、こだわって色んなもの試してください。

何でも良いから一度本気で向き合ったら、良くも悪くも何かが得られます。
ヒトカワムケマス

しかし、ギターは楽しー!

アンプやらエフェクターやら、その後機材環境もかなり変わったので、書きたい事いっぱいあります。
ボチボチ記事にするんで、良かったらまた来てください。

Richard Cocco リチャードココ RC10