コンデンサ到着
到着したよ、コンデンサ!
今回、数ある中から見事選抜されたコンデンサは下の4つ。
フィルムコンデンサ
- スプラグ ブラックビューティー 160P(4TM) 0.047µF-400V
(実測値約0.055µF) - スプラグ オレンジドロップ 418P 0.047µF-400V
(実測値約0.048µF)
セラミックコンデンサ
- ダイレクトロン(サークルD) 0.05µF-100V
(実測値約0.047µF)
オイルコンデンサ
- WEST CAP 0.033µF-400V[ハーメチック]
(実測値約0.031µF)
パッケージに 1982 MARCH と記載されていたので、恐らく1982年製だろう。
ダイレクトロンは基板タイプでリードが短いので、取付に苦労しそう。
オイルコンはオールドのスプラグ製ビタミンQが良かったのだが、探している容量のものがなかったので、お試しでWEST CAPに決定。
本当は PM GREENIE か サンガモ TYPE-33 も試してみたかったが、予算の事情で次回とした。
コンデンサの違いによる音質検証が目的なので、出来る限り安くテストしようと思ったが、今回はオールド品の検証目的という事とブラックビューティーの影響でそこそこ金額も跳ね上がり、平均すると1個あたり約1,000円の出費となった。
取り敢えず、現行のコンデンサを外してワニ口クリップを使って各コンデンサの弾き比べをする予定。
きちんとハンダしてやる方が正確な比較になると思うが、そこまで細かくやるつもりはないのでこれで良いだろう・・・
目指す音の方向はブライトで太い音、SRVやジミヘンっぽいブリっとした感じが欲しいんだけど、ピックアップとの相性やら色々と試さないと分からない。
予想としてはダイレクトロンになるんじゃないかとイメージしているが、さてどうかな?目指す音とは違うかもしれないが、やはりブラックビューティは気になるし、WEST CAP なんかはあまり情報を入手していないのでかえって楽しみでもある。
でもまぁ、結果的に元々付いていた純正が良いなんてのもあるかもね。
とにかく自己満で楽しも〜。
付け替え作業はまたレポします。
やっぱりサークルDですよ!これぞフェンダーって音になりますもん。
それを個性と取るか、好みと取るか、癖有り過ぎと取るかはユーザー様次第ですね。
50Vよりも100Vの方が音圧あってブライトでバキッ!としてますもん。
安価にも関わらず、これを凌ぐフェンダーらしさを最も感じさせるコンデンサーは
私は知りません。ちなみにNCC灰色美人は私が名づけました。
コメントありがとうございます~。
この後、オイルコンやセラコンや色々試しましたが、現在はダイレクトロンになってます。
でも、ボリュームにハイパス付けたり、ピックアップをカスタムショップのテキスペに替えたりと、色々変化もあるので、コンデンサもまた違うのに付け替えようかと思っています。
アンプやペダル類も随分と増えたんですよね。
この頃はシミュレータメインでしたが、やっぱチューブアンプには敵いません・・・
というか、音そのものの問題というより、何と言うか「面白み」に掛ける気がしたんですね。
シミュレータって、音は遊べるんだけど何となく無機質というか。
反面、チューブアンプってやっぱ生きてる感じだし、良い音出すにはコツとか経験が要る。
その代わり、きちんと向き合えば「音楽」の楽しさに引き込んでくれます。
この辺は、プラグ指してハイ!ジャーン!みたいに簡単に音が出せるソフトウェア系との大きな違いかな。うん、とにかく「面白さ」が違う。
今は機材も含めて大きく環境が変わったので、記事も沢山書きたいんだけどなかなか書けてません。
それでもこうして読んでくださる方がいるのはとてもうれしい限りです。
またそのうち「こだわってなんぼ」のタイトルに負けないマニアックな記事をアップしたいと思うので、末永くお付き合いください。