スムーステーパーの取外しと配線材の変更
以前ストラトのボリュームをスムーステーパー化したのだが、その後の使用感としてあまり満足が得られなかった事とその他の理由で、元に戻す事にした。
戻す主な理由としては以下。
- ボリュームポットにCTSのカスタムポットを付けていたが、とにかくトルクが重く使いづらい
- スムーステーパーの場合、抵抗とコンデンサの組み合わせによりボリュームを絞ると低域のみ減衰したシャキシャキ音になり、特に歪加減の調整がしにくくなる。コンデンサの容量などバランス次第で良い結果が出るのかもしれないが、なんというか・・・今回の結果は自分には合わなかった。
スムーステーパーについては機会をみてもう少し色々試してみようと思う。 - ピックアップの線材以外の配線全てをWestern Electric 24AWG 単線に換装していたが、折れやすく断線の心配を抱えていたのでアウトプットジャックへの配線とトレモロハンガーへのアース線(つまりピックガードを開ける度に稼動して負荷が掛かる部分)をBelden 8503に変更する。
という事で、購入直後からあれこれ手を加えたストラトだが、CTSのカスタムポットは元々付いていたCTSのディッシュバックスタイルへ、スムーステーパーも元の状態へ、WE単線の一部はBelden 8503へという状態に至った。
下の写真は取り外したスムーステーパーに使っていたコンデンサと抵抗。
コンデンサの容量は0.0022uF/500VDCだが、もう少し値が高めだと低域が残るかもしれない。何れまた試したいと思う。
ボリュームポットを戻し、ジャックへの配線とスプリングハンガーへのアース線をBelden 8503に付け替えた様子。
(写真ではスプリングハンガーへのアース線はまだWEの状態)
ひとまずこれで暫く様子を見ようと思う。
スムーステーパーをやめたのでボリュームの急激な変化に対する課題が残るが、コンデンサを変えてみて何れ検証してみようと思う。
明日は発注しているシールド線2種(Belden 8412とMogami 2425)とプラグ2種(NEUTRIK NP2X-BとFURUTECH FP703G)が届くので、ケーブル作りを行う予定。
早くギターとシールドを安定させ、BIAS DESKTOPとSONIC PORT VXのセッティングを詰めたいなぁ・・・
スタジオに持ち込んで、デカイ音でチェックもしなくちゃ。
自宅のアンプのスピーカーも換装したいし、まだまだやる事いっぱいだな。
あ、レスポール放ったらかし。。。